浣腸のバリエーション

浣腸は、排便促進以外の目的にも、色々使われることがあります。

●大腸を経由した薬剤の投与のための浣腸
●食事が困難な患者に対する水分・栄養補給のための浣腸
●X線検査などのための造影剤の注入のための浣腸
●腸重積、腸捻転の治療のための浣腸

などが一例としてあげられます。


浣腸は、排便促進の目的での使用がおおいため、
「浣腸は出すために使うもの」という印象が強いと思います。

しかし、浣腸の定義とは、肛門および直腸を経由して腸内に液体を注入する医療行為であるため、水分や栄養補給を目的とした浣腸もあるわけです。

また、医療目的ではない、美容などを主眼とした腸内洗浄もあり、
テレビでも取り上げられ、一時期流行しました。

これは、施術するクリニックなどにより、違いがあるようですが、高圧浣腸と同じような設備、または専用の機器を用いて、腸内宿便の除去や、腸内環境のリセットをするためにおこなわれるもののようです。

厳密に言えば、この腸内洗浄が浣腸と呼べるのかは微妙かもしれませんが、浣腸の定義からすると、肛門および直腸を経由して液体を注入するので、浣腸一種といってもいいかも知れませんね。